福島第一原発付近の海洋放射能汚染
2012年の初めに放送されたNHKの報道特集の中に、福島第一原発から20km以内の海洋汚染を扱った部分がありましたので紹介します。
最初は、原発のある海岸線に沿って、海底の泥の放射能(放射性セシウム)を測定しています。
次に、付近の魚を採取して、同様に放射能(放射性セシウム)を測定しています。
最後に、底魚と呼ばれる海底に住む魚と海底の泥、底に住む生物(貝)の放射能(放射性セシウム)汚染の関係をしらべています。
福島第一原発から20km以内の海での放射能汚染は、表面の海水自体の汚染度はそれほどでもないようですが、海底の泥の汚染は測定時点(2011年の終わり頃)ではかなりひどいものでありました。
具体的な数値は、原発のある沿岸1kmにわたって、放射性セシウムが2000Bq/kg以上、測定した範囲で最大で4520Bq/kgとなっています。
また、周辺の魚のセシウム汚染は、メバルが、2300Bq/kg 、アイナメが、1400Bq/kg 、コモンカスペが、1700Bq/kg となっていました。
事故を起こした原発に近い漁場で、海底の泥とそこに生息する貝などの生き物と底魚という食物連鎖に対する放射能汚染の測定結果は次のようになっています。
海底の泥のセシウム汚染は、304Bq/kg 、そこに生息するゴカイのセシウム汚染は、130Bq/kg 、ゴカイを餌とするナメタガレイのセシウム汚染は、316Bq/kg となっています。
海底の泥と魚の汚染のされ方が、ほぼ等しいことには驚かされます。
食品の汚染状況が気になる方は、環境科学コーポレーションで放射能測定してみてはいかがでしょうか。食料品の測定におすすめです。